店長日記

英国キャサリン妃の退院

2018年04月26日

英国キャサリン妃の退院

 

23日に第3子となる王子を出産した英国のキャサリン妃が、出産からわずか7時間後に退院したことが話題になっていますが 私も英国の病院にて私自身の第3子を出産した際には その5時間後に退院、そして帰宅途中で自分でマニュアル車を運転してスーパーに買い物に寄って自宅に戻ったことを覚えています。

日本では大体、赤ちゃんのへその緒の脱落まで約1週間入院しますが、英国では帝王切開などの手術など特別な事情が無い限りは 産後、すぐ退院するのが普通です。

と言いますのも、産後1週間は毎日のようにミッドワイフ(助産婦)が自宅まで訪問してくれて赤ちゃんの体重を量ったり相談に乗ってくれるので不安なことを感じることはありませんし その後も何の問題がなければ来てくれる間隔は数日に一日、1週間に一度と言う具合にあいていきますが 助産婦さんの役目が終ると次はヘルス・ビジター(Health Visitor)と呼ばれる人たちが家庭訪問して母親・赤ん坊を含む家族をサポートしてくれるので 安心して出産することが出来るからです。

加えて 出産後、すぐに生まれてきた赤ちゃんと母親を繋ぐへその緒を切ってから母親のお腹に乗せ 母子の対面をした後、赤ちゃんをきれいにしてくれてからは 母子共に異常がなければずっと母子一緒で 赤ちゃんの面倒は母親が看るため 日本の産院のように新生児室で赤ちゃんを面倒看てくれることはありません。ですから家にいるのも病院にいるのも変わりはないから居心地の良い家に帰るのです。病院のほうが居心地がよければ数日間、病院に居ることも可能ですが ほとんどの人は退院します。

しかしながら何と言っても何故そんなに早く退院したかと言うと 病院で 産後はなるべく早く適度な運動をした方が子宮回復になるし体調も戻りやすいとアドバイスされたからです。

確かにその通りかもしれないと思いました。
所変われば考え方も違いますね。



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